発達が気になるお子さんの相談/保護者の心のケア
日時:平成25年7月9日 朝10時から午後4時半まで
場所:飯舘村立 草野・飯樋幼稚園
活動内容: 発達が気になるお子さんの相談
保護者の心のケア(個別相談会)
CCC活動メンバー:
出口貴美子(CCC代表、出口小児科医院長)
加我牧子(元国立精神神経医療研究センター、精神保健研究所長 小児神経科医)
石塚麻由子(昭和大学小児科 心理士)
活動の目的:
発達障害をもつこどもは7人から10人に1人の頻度とされ、近年その数が増加している。特にストレスの多い避難生活の環境下にある飯舘村のこども達については、注意深くこども達の発達の様子を見守る必要がある。今回、小学校就学前の幼稚園生を対象に、発達障害の早期発見と介入を行い、必要に応じて早期の療育へ繋げ、就学後の生活へよりよく適応できるように支援することを目的としている。また、現場の幼稚園職員、小学校教員への支援も開始し、弱いこどもを見守る体制や環境を整える。
活動の流れ
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10:00から11:30 保育参観;全園児の様子観察
11:30から12:30 給食;園児と一緒に食事をしながら様子観察
13:20から15:00 保護者相談会;相談ケース4件
15:20から17:00 幼稚園教師との話し合い
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今回の活動の実際:
年少組、年中組、年長組各学年の担任から、気になるこども達の特徴を訪問前にまとめていただき、実際にこども達の行動などを観察した。 園児帰宅後に、幼稚園職員とそれぞれのこども達について、専門的な観察から、日頃の関わりなどについてアドバイスを行なった。
玩具福祉学会からの寄贈のおもちゃ
職員のみなさんとの勉強会