CCC - Cocoro Care for Children

ACTIVITY〜わたしたちの活動〜

私たちの活動は、会員、寄付者、支援団体からの助成金によって成り立っています。

平成24年度および25年度の活動資金の多くを、
公益財団法人 三菱商事復興支援財団様から助成頂いています。

飯舘村立幼稚園参観日訪問と講演会開催


平成26年3月2日(日)に飯舘村立草野・飯樋幼稚園の日曜参観日の保護者会で、CCC企画の講演会を行ないました。「子どものメディア接触における影響と大人の役割」というテーマで、相模女子大学芸学部こども教育学科の七海 陽先生にお話をして頂きました。日本のこども達は脳の発達の上で重要な「眠り」を阻害されています。その要因として、テレビやゲーム機などの電子メディアへの暴露が大きな問題になっています。特に放射線への心配から外に出て遊ぶ時間が大幅に減っている福島県では、肥満や運動不足という側面に加え、休日一日中テレビを見ている家庭が多く、これがこどもの発達や健康に与える悪影響が懸念されています。この問題は、幼稚園の先生も日頃心配していることであったため、本年度3回目となるCCC企画の講演では、このメディアの問題に焦点を当て、この領域の第一人者のお一人である七海先生にご講演いただきました。七海先生の講演では、メディアへの長時間暴露が健康に及ぼしうる影響について、様々な調査研究から得られている知見についてご説明頂き、さらに望ましい対処法について解説して下さいました。その中で、ただメデイアを生活から排除するのではなく、メデイアと上手につきあうコツについて、分かり易く解説して下さいました。保護者の役割として、①テレビを見ながらでも、言葉がけをしたり、会話に応答し、一緒に視聴する②健全なメディア習慣の育成として、時間を制限したり、見る番組選ぶなど、環境を整える必要があります。日本小児科医会でも、メディア漬けを予防することを提言しています。こどもたちの健康を見守るためには、保護者の意識の健全化も必要です。CCCはこどもたちを取り巻く大人たちへの情報提供も重要な取り組みと考えています。

 

保護者会の終了後に、幼稚園の先生と今後の活動の方向性についての話し合いを行ないました。また、昨年から実施している幼稚園児の健康状態の管理へのサポートとして、角園児の成長曲線のデータ化について、各児童のデータを提示しながら、対応を協議しました。また昨年一部の児童について実施した発達健診のスコアに基づき、今後の対応策についても協議しました。今回は、朝日新聞の同行取材がありました。なお、本講演は元々2月16日に予定していましたが、大雪のため参観日が延期となり、3月2日に開催となりました。

 

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いいたて村民ふれあい集会参加報告書


H26年2月2日(日)『いいたて村民ふれあい集会』が、福島市飯坂温泉の「パルセ飯坂」で行なわれましたので、6名のメンバーで参加しました。この村民集会は、震災以前から毎年飯舘村で行われていたものですが、震災後は全村避難中の村の人々が、年に一度、一堂に会して村の仲間と会うことが出来る貴重な場となっています。今年も500名ほどの村民の皆様が集まりました。私達CCCは、一昨年、昨年に引き続き、こどもの遊び場「こども再会コーナー」で、こどもの遊ぶ姿を見ながら、保護者の方が相談を受けられる「こころの相談、育児相談コーナー」開設いたしました。こどもの遊び場は、特に乳幼児を対象にしたコーナーを担当しました。手作りおもちゃサークル「もこもこ」の方の協力により柔らかい手作りのおもちゃをたくさん持参し、こどもたちが遊ぶ姿を見ながら、ご両親や祖父母の方に避難生活の状況をお伺いしました。また、昨年度の相談コーナーで相談に訪れた方が、今年も相談に来られ、それぞれの生活や育児、仕事の中での悩みの相談を受けました。お昼休みには、飯舘村役場の健康福祉課、教育長はじめ教育課の皆様と意見交換会を行い、来年度の村の方針を伺い、その中で今後のCCCの支援のあり方について協議しました。

 

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人形劇鑑賞会/発達が気になるお子さんの相談/保護者の心のケア


日時:平成25年10月21日 朝10時から午後4時半まで

場所:飯舘村立 草野・飯樋幼稚園

活動内容:人形劇鑑賞会

     発達が気になるお子さんの相談

     保護者の心のケア(個別相談会)

CCC活動メンバー:出口貴美子(CCC代表、出口小児科医院長)

ゲスト:玩具福祉学会より幸田真希(聖徳短期大学教員)、幸田先生奥様

 

幼稚園日程 =================

 10:45〜 人形劇(手遊び、絵本の読み聞かせ、お話の語り、人形劇、体操など)

 11:30〜 園児と一緒に給食を食べながら、様子観察

 12:50〜 園児参観(各クラスの園児の様子観察)

 13:30〜 保護者相談会(希望者3名 および 園児の健診)

 15:15〜16:30 職員研修会(気になるこども達の対応について)

飯舘村役場

 17:00〜 菅野村長、八巻教育長、藤井課長と面会

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今回の活動の実際:

幸田夫妻による人形劇;園児は、講堂に全員集合し、人形劇を観賞した。

3歳から6歳までのこども達は、終始集中して話を聞き、絵本や人形劇を楽しんだ。

言葉を通して、こども達の想像力を養うための工夫がなされており、大変有意義な時間だった。

 

 

園児の様子は、給食や本読みの時間などを通し観察を行なった。

特に、行動や言葉が気になるこども達に対して、保護者からの相談および職員研修会で、アドバイスを行なった。

 

役場では、今後の活動計画などについて、相談した。

 

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みんなで記念写真

 

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幸田先生奥様の物語り

 

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絵本の読み聞かせ

 

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人形劇

 

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幸田先生奥様よりパペットを寄贈

 

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昼食後に本の読み聞かせ

 

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各クラスの担任の先生との話し合い

 

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菅野村長、八巻教育長と

発達が気になるお子さんの相談/ミュージックコンサート


日時:平成25年9月24日 朝10時から午後4時半まで

場所:飯舘村立 草野・飯樋幼稚園

活動内容:発達が気になるお子さんの相談

     ミュージックコンサート

CCC活動メンバー:出口貴美子(CCC代表、出口小児科医院長)

ゲスト:木場都紀子(テイクオフ 社長)

    徳永 亨(Nylon)薩本よしひろ(The Mercury Sound)

 

活動内容

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10:00〜 園児参観(運動会の練習など)

11:30〜 園児と一緒に給食を食べながら、様子観察

12:45〜 ミュージックコンサート

13:30〜15:00 園児参観 および 気になるお子さんの相談

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ミュージックコンサートでは、アンパンマン、ドレミの歌など、こどもに人気にある歌だったので、こども達は大喜びの様子だった。忍たま乱太郎の主題歌‘勇気100%’は、一緒に合唱し、盛り上がった。幼稚園の先生もその様子に、“震災の悲しさを喜びに塗り替えるとはこの事ですね”と喜んでおられた。

 

CCC代表出口医師は、園児の様子観察を行い、担任が気になっているこども達の相談を受けアドバイスを行った。

 

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発達が気になるお子さんの相談/保護者の心のケア


日時:平成25年7月9日 朝10時から午後4時半まで

場所:飯舘村立 草野・飯樋幼稚園

活動内容: 発達が気になるお子さんの相談

保護者の心のケア(個別相談会)

CCC活動メンバー:

出口貴美子(CCC代表、出口小児科医院長)

加我牧子(元国立精神神経医療研究センター、精神保健研究所長 小児神経科医)

石塚麻由子(昭和大学小児科 心理士)

 

活動の目的:

発達障害をもつこどもは7人から10人に1人の頻度とされ、近年その数が増加している。特にストレスの多い避難生活の環境下にある飯舘村のこども達については、注意深くこども達の発達の様子を見守る必要がある。今回、小学校就学前の幼稚園生を対象に、発達障害の早期発見と介入を行い、必要に応じて早期の療育へ繋げ、就学後の生活へよりよく適応できるように支援することを目的としている。また、現場の幼稚園職員、小学校教員への支援も開始し、弱いこどもを見守る体制や環境を整える。

 

活動の流れ

========スケジュール=========

10:00から11:30  保育参観;全園児の様子観察

11:30から12:30  給食;園児と一緒に食事をしながら様子観察

13:20から15:00  保護者相談会;相談ケース4件

15:20から17:00  幼稚園教師との話し合い

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今回の活動の実際:

年少組、年中組、年長組各学年の担任から、気になるこども達の特徴を訪問前にまとめていただき、実際にこども達の行動などを観察した。 園児帰宅後に、幼稚園職員とそれぞれのこども達について、専門的な観察から、日頃の関わりなどについてアドバイスを行なった。

 

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玩具福祉学会からの寄贈のおもちゃ

 

 

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職員のみなさんとの勉強会

支援対象者 こどもを取り巻く大人たち(2)


実施日時:平成25年7月2日(火) 14:00~15:00

実施場所:飯舘村役場 飯野出張所 会議室

メンバー:井上健(精神科) 佐藤哲也(内科)

 

【活動内容】

矢崎氏を見送った後に、CCCのメンバー3名は村健康福祉課長の藤井氏とともに昼食をとり、村の近況についての様々な情報を頂くことができた。午後は、1年前の相談会で相談を受けたケース1件について、フォローアップの相談希望があり、井上、佐藤の2名で相談を受けた。相談者は、小学校高学年の男児の母親で、長期にわたる避難生活がもたらす生活環境の変化が家族にもたらすストレスが、こどもの心理状態に悪影響を及ぼしていると考えられる事例であった。

 

今回は事務局星田、井上、佐藤と矢崎氏の4名での訪問であった。矢崎氏のざっくばらんな語り口調に、お集まりいただいた村の方々には、笑いの絶えない楽しい一時を過ごして頂くことができのではないだろうか。同時に「人生の楽しみ方」とは、いかなるものであるか、聴く者其々の胸に訴えかけるものがあったに相違ない。講演を終えた矢崎氏も手応えを感じて頂いた様子であった。今回は場所などの問題から、仮設に住む高齢者の方にお話を聞いて頂く機会とはならなかったので、今後、第2回、第3回の企画の可能性も提案できるのではないかと感じられた。また、和田園長先生や八巻教育長にも参加いただき、村の教育課とのコラボレーションも非常にスムーズに進めることが出来たことも、今回の事業での有益な点であった。 (文責 井上 健)

 

※本相談業務については個人情報保護の観点から写真撮影は行っておりません。

支援対象者 こどもを取り巻く大人たち(1)


実施日時:平成25年7月2日 10:00~11:20

実施場所:飯舘村立 草野・飯樋幼稚園

メンバー:CCC副代表 井上健(精神科医)/理事 佐藤哲也/事務局 星田啓子

ゲスト/矢崎滋(俳優)氏

 

【活動内容】

本年初頭に行われた村立幼稚園とCCCとの話し合いの中で、年3回の幼稚園懇談会での父兄や園児を対象とした講演会の開催の要望がCCCに対してあったが、第1回目の出口貴美子代表の講演に引き続く第2回講演会が、本日実施された。今回の幼稚園の懇談会が特に園児の祖父母を対象にしたものであった事から、祖父母が楽しめるような話についての要望があった。昨年の6月に実施されたこどものこころのケア相談会にボランティア参加してくださった俳優の矢崎滋氏が今回の講師を快諾してくださった。矢崎氏は噺家としても活躍している実力派俳優であり、祖父母の年代での知名度も高く、また ご自身も福島県白河市に居を構えている事もあり、福島県の事情にとても詳しいという点でまさにふさわしい講師であった。

 

講演は「人生の楽しみ方」という題目で、100名を超える祖父母を中心とする保護者が幼稚園の大広間に集まり、矢崎氏の話に聞き入った。矢崎氏の得意とする小噺に始まり、テレビや映画の撮影現場での裏話など普段は聞く事の出来ない話を次々と小気味よくユーモアあふれる言葉を紡いで話され、1時間半があっという間に過ぎていった。途中で園児も加わり、祖父母の膝の上で矢崎氏の話に一緒に話に耳を傾けていた。矢崎氏の話は、これまでの様々な体験の中から、困難な状況に対して静かに立ち向かって生きていく氏の生き方がひしひしと伝わってくる内容であった。全村避難生活が長期にわたる村民の方々は、強く勇気づけられたのではないであろうか。講演後は、長崎で作った、出口代表の自身の経験から来る卵アレルギー対策をとった“CCCオリジナル卵なしクッキー”を一人一人に手渡して、園児を見送った。

 

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